第57回 今年度から『不登校対応巡回教員』がすべての中学校で開始されました!
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※2024年に5校で実施、2025年度から市内全中学校(20校)で実施
町田市に限らず、全国的にも小中学校での不登校児が増えており、社会問題となっています。今回は、学校内における不登校の生徒に対し支援を行う『不登校対応巡回教員』の取り組みについて説明します。
不登校対応巡回教員とは
<2025年度巡回拠点校・不登校対応巡回教員・巡回校・巡回日一覧>

巡回指導教員4名(A・B・C・C)が1人当たり5校を担当し、1週間かけて担当する5校全校を巡回する。(2025年6月時点)
不登校対応巡回教員の目的と役割
- ○不登校の未然防止や不登校生徒への支援の充実を図り、「不登校生徒の出現率の抑制」「不登校生徒の継続数の減少」「学校内外による相談・指導等を受けていない生徒の解消」を目指す(都教委資料より)
- ○不登校を生まない魅力ある学校学級づくりの助言・家庭訪問や関係機関との連携・学校内別室設置の助言など
*担当する巡回教員は、授業を担当して指導するという学校内だけの仕事ではなく、外部の様々な機関との連携することが必要であるため、かなりの能力を求められます。今回の質問では、巡回教員の研修体制や次の人材育成を図ることがこの取り組みの成功につながると考え、支援の充実を求めました。




